

3話はコンテを塩谷君に頼み演出、作監を工藤君に担当してもらいました。2話の演出を担当してくれた、さんぺい君も同様にとても細やかな演出をしてくれて嬉しかった。3話は蜂谷を掘り下げながら新しい使い魔やシャークナイト弁魔士の紹介も兼ねた話。使い魔ブブヒィと蜂谷のコンビは意外な組合せですかね?(笑)。演じてくれた吉成由貴さんはアニメデビューとの事。これからいろいろな役を演じていくと思いますが最初が小ブタちゃんだったこと忘れないでくださいね。ちなみに各バタフライアソシエイトには使い魔がそれぞれ存在します。ある話数でまた新登場するのでお楽しみに。そしてハチミツ役の東地さん、渋いですね。米ドラマ・《プリズンブレイク》のスコフィールド役が好きで蜂谷役をオファーしたんです。セシルのどこかの話数で意外な蜂谷を見れますからファンの皆さん、お楽しみに。そして鮫岡役の諏訪部さん、工白役の小野さんがちゃんと台詞を話した回(笑)。1、2話は一瞬の登場でしたからね。諏訪部さんは上野に縁がありあの界隈には詳しいと言ってましたね。アメ横が舞台なので懐かしいって言ってたかな?そして小野さんの方言は土佐弁です。関西弁じゃないですよ。ご本人も土佐の出身なのでアフレコ時はどの程度の方言にするか自ら調整しながら演じてもらってます。3話ゲストの真夕役は小松未可子さん。悲しい復讐者を哀惜に力強く演じてもらいました。写メに載せたのは蜂谷とブブヒィのキャラ表です。それと1話と2話のアイキャッチはナナジーニィでしたが同じ画じゃないんですよ、皆さん気付きました?どこが違うか発見してください(笑)。

スタイルキューブ会報の田辺対談コーナーの二回目ゲストとして僕が指名され先日アフレコ終わりに対談しました。あいにく僕は風邪を引いてしまい咳こむし熱もあって体調は良くなかったのですが田辺や野口さんの顔を見ていると凄く楽になり楽しく対談できました。不思議(笑)。いろいろとオーデション時の話やアフレコ時のエピソードを話したので是非、ご覧になってください。 写メは対談後の2ショット。マスクを外すのは抵抗あったのですが写真なので仕方なく…。田辺から2話のオンエア感想も聞きましたがご家族の反応に思わず笑ってしまいました。セシルのアフレコも後2本。楽しみながら演じてね、田辺ちゃん(o^∀^o)。しかしここにきて風邪には参りました…ダビング、アフレコ時、ちょっと辛くてこんな経験初めてでした。田辺、小笠原さん、芹澤さん、のど飴ありがとうございました。凄くスッキリしました。 元気でいること、健康でいられることの大事さを忘れちゃダメですね。


MXにてセシル2話が放送されました。一話と前後編だったので世界観や設定をかなり理解していただけたのではないでしょうか。一話の後、設定関係の確認質問をよく受けたのですがテレビシリーズは継続してご覧いただかないと正確な把握が難しいと思います。特にオリジナル作品だし予備情報が事前に世間に認識されているわけじゃないので原作物アニメと作り方が違います。セシルはいろいろ想像し予測しながらワイワイ楽しんでいただけたらいいな、と思ってます。2話はセシルの使用魔術の全容が現わになりました。これから放送する地域もあるので詳しくは書きませんがセシルとセセリがディアボロイド魔術を使える魔術使いなんです。これから以後、どんな局面でセシルは使うのか、使わないのか、展開をお楽しみに。ちなみに一話でセシルの免許証に記載されていたウド、と言う文字は魔術使いの全世界共通登録名で俗称という設定です。意味は不思議な力を操る者、を古代ギリシャ語アレンジした造語です。キャイ~ンのウド鈴木ではありません(笑)。 写メは最近のシポグ君。眩しくて瞳孔が縮んでますねぇ。猫らしい顔です。相変わらずバイオレンスです(@_@;)
第1話を放送することができました。ようやく、この日を迎えることができました。企画から数年、いろいろな思いが詰まったセシルをオンエアできて感慨無量です。放送は始まったばかりなのでこれからがまた大変ですが、まずはクライアントの皆さんに感謝を。そしてすべての現場スタッフ、キャストの皆さんに感謝を申し上げます。昨夜、一部出演キャスト陣とリアルタイムで放送を見ました。(恒松あゆみさん、大久保瑠美さん、荒川美穂さん、多谷結衣さん、吉成由貴さん、そして友人、知人の皆さん、ありがとう)。とあるお店で鑑賞したのですが放送記念のケーキも用意してくれてました。恒松夫妻、ありがとうございました。スタイルキューブの野口さん、原田さんも参加してたので放送終了後、セシル役の田辺に電話したところ泣いていました。一年前にオーデションで決め、待たせ、ようやく初お披露目できたこの日…まだ16才でしかも初主役。いろんな思いが交錯したことと思います。僕も電話口で泣きそうになり慌てて原田さんに電話を戻しました。社長の野口さんが田辺と話しながら泣いていた姿が忘れられません。今、思い出すだけで涙が溢れてきます。本当に良かった…。僕たち作り手は精一杯邁進することしかできません。視聴者の皆さんにその結晶を楽しんでいただけたらこれ以上の幸せはありません。これからもスタッフ、キャスト一同、力の限り良い仕事をします。引き続きウィザード・バリスターズ弁魔士セシルをよろしくお願いします。

オンエアを3日後に控えたセシルですが音楽はMOKA☆こと小西香葉・近藤由紀夫さんが担当しています。セシルは以前PVを作ったんですがこの時から小西さんに音楽を依頼していました。テレビシリーズが決まり音楽も曲数が必要になりますからかなりの数を発注。出来上がってきたデモを聴いてぶっ飛びました!メチャメチャカッコいい音楽と涙が出るほど切ない優しい音楽と両極端の素晴らしいBGMだったからです。この音楽を映像に早く乗っけたい、その思いを強く感じながら仕事をしてきました。ダビングはこの音楽をどう本編に差し込むか、本当に楽しい作業。効果の今野さんや音監の清水さんたちとのやり取りはまさに映像が動き出す瞬間の醍醐味。音楽と効果音、台詞が作品を立体に彩っていく、その過程は体験した者じゃないと分からない面白さだと思います。小西さんの大胆で繊細な素敵なセシル・ワールド音楽を是非、堪能してください。 そしてOP主題歌はLiaさんが担当してます。ポニーキャニオンの中村プロデューサーから最初デモを聴かされた時から速攻気に入りセシルのOP映像イメージが広がったんです。iPodに入れて毎日聴きながらコンテイメージを膨らませていきました。やがてほぼ完成形に近い楽曲があがってきたんですが更にブラッシュアップされててビックリ。主題歌に負けないOP映像にしないとヤバいと思いました(笑)。OPもEDも正月返上で納品ギリギリまで作業してました。毎回ながら余裕のあるスケジュールで作れないジレンマを感じますが(僕のせいですが…)見応えのあるOPになったと思います。更にED曲はセシル役の田辺留依が歌ってます。以前ブログでも紹介しましたが田辺の歌声や曲がとてもEDにマッチしていてデモを聴いた時からこちらもお気に入りの楽曲。田辺のレコーディングされた歌を聴いた時は本当にセシルが歌っているような錯覚を覚えました。だからEDコンテはすぐにイメージが出来上がったんです。どんなOP、EDになったのか、お楽しみに。

2014年です。今年の話しをする前に大晦日の冬コミにて同人誌をご購入の皆様、ありがとうございました。お買い求めできなかった方、申し訳ないですm(__)m。今回は版権本でメゾを中心に今まで世に出てなかった原画集を集めてみました。懐かしいですね。今回、僕は会場に行けなかったのですがご声援をたくさんいただいたとの事、本当に感謝します。みなさんの期待に応えるべく正月返上でウィザード・バリスターズ弁魔士セシルの演出、作監作業にスタッフ達と邁進しています。いよいよ1月オンエア。3月いっぱいまで突っ走りますのでよろしくお願いします。そして昨年はガリレイドンナのDVD、ブルーレィをご購入いただいた皆様、ありがとうございました。これから続巻、発売していきますので引き続きお手元に!と、言うわけで今年は年賀状を書く時間がまったく無かったのですべてメール賀状になりました。年賀状を送っていただいた友人、知人、お仕事関係各位の皆様、すみません。メールでの賀状となりますが今年はお許しくださいませ(涙)。