

DVD&ブルーレィの第4巻が10月2日木曜に発売されます。7・8話収録。特に8話はかなり作画直してあります。それとラストの接見室でのセシルが母に見せる写真に注目してください。本来はブラッシュアップ版が正解。この写真の絵は僕が描きました。オンエアとどう違うかは見てのお楽しみです。写メはパッケージのセシルと中に描いたラフ画。今回のコンセプトは隅田川を走る遊覧船に立つセシル。風を受けちょっと一息、のシチュエーションですね。ちなみにパッケージはそれぞれ東京の場所を巡るセシルの休日の一時がコンセプトなんです。1巻が渋谷、2巻がアメ横、3巻が秋葉原、4巻が浅草・隅田川。でも渋谷以外はセシルの地元ですね(笑)。毎回セシルのコスも変えてます。パッケージのデザインを担当している草野デザイン事務所のデザイナーさんのプランが反映されてるんです。女性の方なのでセシルのコスにとてもきめ細かい指示が入り具体的だし十代の女の子らしいお洒落感もあって描く僕も毎回楽しい作業になってます。今は最後の6巻を描き終わって着彩仕上げに入ってます。5、6とどんなジャケになるのか、こちらもお楽しみに。そして今週はある試写を見てきます。僕にとってはとても大事な待ちに待った試写会。見終わったら報告しますのでお待ちあれ!


焦りました。タクシーにうっかり忘れしまい慌てて追いかけたんだけど追い付くわけもなく遥か遠くに去っていくタクシー。領収書のタクシー会社に電話してドライバーに確認してもらおうとしたらまったく電話に出ないらしくその日は諦めることに。翌日、タクシー会社から車内にあったと連絡があり一安心。受け取りに行ってきました。でも無くした夜は気が気じゃなかった。仕事関係者の連絡先や個人情報がすべて携帯に入力されていたから僕から相手に連絡できないし先方もできない。このブログも携帯から送信してるので更新もできなかったところ。危ない危ない。バックアップをノートにメモしておかないとダメですね。ハイテクへの過信は禁物だな。物忘れって過去にほとんど経験がなかったので焦りましたがまだタクシーで良かった。ちなみに僕の携帯は新機種のdocomoガラケーです。最近のガラケーも性能が凄いね。友人がiphone6plusを買ってきて使ってますが便利ですね(笑)。ガラケー持ってる人、少ないけど僕はこれで十分。 写メのカプチーノは有楽町の喫茶店で出てきたモノ。夏コミの帰りにサークルメンバーで一休みした喫茶店です。今日も涼しくて過ごしやすいですね。スタジオにこもりっぱなしだから外食時はリフレッシュになります。

11話も一先ず終わりましたが細かい微修正が残ってるので直しつつ最終話・12話のブラッシュアップ作業に入りました。僕も含め外丸達也君、松田勝己君、松本圭太君たちと総力戦で作監してます。最終話もかなりのカット数、手を入れますのでもう少しお待ちくださいね。写メは3巻ジャケにある描きおろしラフ画セシル。毎巻付きますのでこちらもお楽しみに。セシルの納品V編は東中野にあるスタジオで行うのですがメチャ近くにテレビドラマ・孤独のグルメに登場したお店があるんです。確か3シーズン目だったかな。松重さん演じるゴローが旨そうに食べてました。なのでV編終わりにスタッフと行ってみたのですがなんと予約しないと入れない!(m'□'m)。テレビで舞台になったからって飛び込みで入れなくなるくらい繁盛するんですね‥‥オンエアから結構時間経ってるのに驚きました。練馬駅周辺にもロケ、来ないかなゴローさん。


僕は東京に住むようになって三食食べる習慣はなくなりました。今は大概2食で、たまに一食。今は運動してないから2食、炭水化物を食べるとすぐ太るんですね。仕事柄スポーツジムには行く暇はないし基本、休日も仕事(やらないと締め切りに間に合わないし物量が多い)。もう身体が緩みまくっててメンタルにも影響してくる感じです。ジョギングしようにも走る時間が取れない。バスケやりたいな‥‥。そんなわけでたまに外食し未知なるお店を探して入る、これ気分転換になって楽しいですね。先日、練馬に帰った時、とあるハンバーグ屋さんに入ったんだけど値段のわりにボリュームもなく添え野菜も少なくてガッカリ。味も特別癖になるわけでもなくで‥。写メは武蔵関にある中華屋さんの五目そば。久しぶりに五目そば食べましたが美味かったなぁ。この中華屋さんは定食も美味くて最近のご贔屓です。トンカツは以前も紹介した武蔵関の味よし。ボリューム満点で毎回お腹がパッツパッツになるので余程、空腹じゃないと行きません(笑)。あと武蔵関駅前に和菓子屋さんがあってここの和菓子が凄く美味しい。疲れた脳ミソには甘い和菓子がピッタリです。と言いつつ和菓子は余り好きじゃなかったんですが覆されました。今回は食ブログでした(・∀・)ゞ

9月24日からAT‐Xにて2話づつ再放送されます。しかもブラッシュアップ版にて放送しますのでオンエア版とまた違った印象でお楽しみいただけると思います。オンエア時は不本意な形で放送せざるおえなかった11話も本来の形で、映像でようやく御披露目できます。見応え十分な仕上がりになってますので是非ご覧になってください。静夢の最期を、もよの行動を、セシルの活躍を改めてお楽しみください。先日DVD&ブルーレィ3巻が発売されましたがかなりのカット数をブラッシュアップしていたことにお気付きになったかと思います。こんなディティールまで修正してるの?と、ある友人から指摘されました。作画もそうですが演出的な部分もかなり修正しています。56話以降の話数も僕が当初から想定していた演出シチュエーションに修正しています。それによってそのシーンが意味するキャラクターの心情がより伝わりやすくなってます。テレビシリーズは監督が演出した話数以外は演出家に担当演出を任せるシステム。例えば全話を僕が演出するのは物理的にも時間的にも不可能。だから信頼できる各話演出家が必要になるんです。もちろん演出意図は各話演出家に説明するし伝えたつもりでも食い違いはでてくる。監督と演出家がお互い嗜好が分かっていて意図を理解し作品に集中できるのが理想。しかしテレビシリーズはなかなか理想的なフォーメーションが組めないのが現実。優秀な演出家はアニメーター同様取り合いになります。僕は社員ではなくフリーだから作品ごとにスタッフを集めることになります。長く同一チームを組み継続していくシステムが取れない。スタッフは個人的な知り合いや友人に声をかけ召集するわけです。もちろん面識のなかった優秀なスタッフにも声をかけネットワークを広げていきます。人材集めはプロデューサーの仕事と思われがちですが監督や作監も行います。人脈は個人では限界があるし広ければ広いほどいい。スタッフの力量にも個人差がありますから見極めるのも大事になります。そして作品を支えるのは制作スタジオのスタンスや力でありコントロール力。そんな複雑ないろいろな要素が合致しないとなかなか作品に反映していかないんですね‥‥。そんなわけでセシルのブラッシュアップ作業は残すところ後数本。もうすぐセシルともお別れです。写メはDVD&ブルーレィのぽにきゃん予約特典イラスト。