
先週、ある作品のOPコンテ演出打ち合わせをしてきました。過去にいろんなOPをやりましたがまた傾向の違う作品なので緊張しながら作業しています。1月番なのでスケジュールは余り余裕ないですがセシル以来のアニメ…あ、セシルが放送されたのは今年の1月だから丁度一年後の作品ですね。そう言えばAT‐Xでセシルの11話、12話ブラッシュアップ・バージョン放送されたのかな?写メは山葵屋さんの辛味噌鍋うどん。今、歯の治療中で噛み合わせが悪く食べづらいんです(T_T)。早く治してくれよ先生…何ヵ月かかってんだよ…。


先日、ジュンク堂に行き見つけた本、成田さんのデザイン画集!見つけた時は即買いでした。やはり発想がユニークで面白いですね。ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンの怪獣、宇宙人のデザインは今見てもまったく古さを感じないし圧倒的。どのような系譜からこのようなデザインにたどり着くのか、じっくり読んでみたいと思います。そして某水族館のお魚たち…。久しぶりに行きましたがゆっくりと流れる時間。この感覚って近年味わえなかったな…。凄く癒されました。先日、セシルの作画を担当したメインスタッフでプチ打ち合わせとカラオケ大会をやりました。朝5時まで歌い声がカスカス。カラオケもまた凄く久しぶりで最初は声が出なかった(@_@)。カラオケ行くと各人の歌の好みが意外でびっくりします。普段、仕事で絡みたまに飲んだりしてるので何となくプライベートが見えてくるけどそれを覆す歌のチョィス(笑)。ちなみに僕は何を歌ったか!


日光の戦場ヶ原にある飲食店の看板や日光・華厳の滝にセシルのイラスト看板があります。これは製作者の松丸直樹さんから許諾使用のご連絡をいただいたのでクライアントと協議し許可・公認としました。松丸さんはウィザード・バリスターズ弁魔士セシルの須藤セシルの大ファンとのことでご自分のバイクにもセシルのイラストをペイントしてるそうです。松丸さんは今回、その看板に使用したセシルのアクリル・レプリカを何枚がわざわざ作りスタジオに郵送してくれました。ありがとうございました。大切に飾りますね。田辺ちゃん用にも作ってくれたので本人にも先日、渡しました。しっかり包装したまま渡したからその場のリアクションは見れなかったけど開封して見たかな田辺ちゃん。セシルは作り手の僕たちやファンの皆さんの心に、記憶にずっと残ってそれぞれが育てていってくれたら…と心から願います。松丸さん、ありがとうございました。そしてセシルのブラッシュアップ作業は全て終了しました!!お待ちくださっていた皆さん、お待たせしました。例の11話も含め最終回もどうかお楽しみに。後、僕は版権が少し残ってますがこれで一先ずセシルとお別れです。


先日、最終巻となる6巻のオーディオコメンタリーの収録がありました。11、12話です。ブラッシュ・アップ作業が続いてたのでようやくコメンタリー出来る状態まで、映像を完成させることができたわけです。最終巻はゲストに竹達彩奈さんをお迎えしてます。もよが印象的な11話でもあるのでお呼びしようとなったのですが元々各話ごとにゲストを呼ぶプランもあったんです。いろんな事情もあり結局ゲストは呼ばず進行してきたわけですが今回、竹達さんに来てもらい楽しくオーディオコメンタリー収録できたと思います。田辺ちゃんとのトークは見ていて微笑ましかったですね。二人で長時間、話す機会がなかったようだし田辺ちゃんにとって先輩の話しは貴重だったのでは。ちなみに進行役の吉田アナも12話でゲスト出演してます。田辺ちゃんも竹達さんもオンエアが終わって約半年ぶりに会うそうで、作品を語り合ったり演じたキャラを改めて振り返るオーディオコメンタリーは多少戸惑ったかも知れません。でも二人ともキャラの立ち位置や役割をしっかり理解してまだ覚えてくれていたことは感心しました。秋葉原のイベント以来、久しぶりに会った田辺ちゃんはメイクをしとても大人っぽく綺麗に成長してたので驚きました。竹達さんにもメイクのこと、突っ込まれてました(笑)。田辺ちゃんはアフレコ時、ほとんどナチュラルなメイクだったしむしろノーメイクだったんじゃないかな。ほんの短い時間だったけど収録を通していろんな面で経験し学び成長している田辺ちゃんを感じました。変わらないところもあったけど(笑)。また竹達さんからはプロ根性を垣間見せた壮絶なあるエピソードを聞かせてもらい感心しました。目に見えない努力の凄まじさ‥‥。田辺ちゃんも勉強になったのではないでしょうか。そして竹達さんから写真集をいただきました。今年イタリアで撮影してきた素敵なフォトブック。ありがとうございました。毎回セシルのオーディオコメンタリーは収録前に内容の打ち合わせをしっかりするんだけど改めて思ったのは吉田アナの声質の心地よさ(笑)。アナウンサーだからと言う常識的理由以外に、いい声してますね、やっぱり。僕は自分の声やしゃべり方が嫌いなので羨望の的です。あ~羨ましい(笑)。セシルに限らずオーディオコメンタリーはラジオと違って難しいと吉田さんは言ってたけど毎回、とても助けられてました。楽しい収録を経験できたのも吉田アナのおかげ、感謝です。そして田辺ちゃん。慣れないオーディオコメンタリーだったろうけどすぐに順応しいろんなエピソードを披露して対応してくれたこと、心から感謝します、ありがとう。益々、素敵な声優さんになってね。写メは収録終わりの一同。(左から田辺、梅津、竹達、吉田アナ)。さて、セシルのブラッシュ・アップもあと数カットを残すのみです。後、数時間で終わりだ‥‥
ウィザード・バリスターズ弁魔士セシルで裁判長、小田切を演じていただいた家弓さんがお亡くなりになりました。享年80歳。とてもとても残念でなりません。家弓さんは僕が業界に入っていつかお仕事をご一緒したいと思っていたお一人の役者さん。だからセシルでキャスティングできた時は凄く嬉しかった。そのことを家弓さんに伝えたらとても恐縮され感謝の言葉を返してくれたんです。今年の初頭、セシルの最後のアフレコでご挨拶した時の笑顔、キャストさんたちとの打ち入り、打ち上げにも来てくれて気さくに話をしていただいたことは忘れられない大切な思い出ですね。打ち上げ後、帰りのエレベーター前で家弓さんはセシルに参加できたことを喜び、一人夜の街に消えていった姿が印象的で忘れられません。僕の父は82で亡くなったから家弓さんにはもっともっと現役で活躍して欲しかった。勝手にどこか父と重ねていたところもあったかも知れません。一話のアフレコ時、家弓さんの法廷セリフを初めて聞いた時、とても感動しました。最終回、セシルに投げ掛ける小田切裁判長の言葉はとても優しく心に染み入るセリフで家弓さんにお願いして本当に良かったと思った瞬間でした。僕はアニメなら特に未来少年コナンのレプカやレミーのアントン・イーゴ役が好きでしたね。外画の数々の吹き替えでも素晴らしい仕事が多数あります。僕はセシルのアフレコで家弓さんとご一緒できた数ヵ月間を大事にしていきます。家弓さんの笑顔を忘れません。長い間、本当にお疲れ様でした。安らかに‥‥。


イマジカにてカイト・ハリウッド実写映画の初試写が行われ見てきました!細かい感想はネタバレになるので控えますが原作者として僕は実写版を高く評価します。とてもエキサイティングな映画になっていました。アニメ版のテーマやエッセンス、シチュエーションを大事にしてくれてるし実写ならではの膨らませかたも楽しい作り。砂羽役のインディア・アイズリーがキュートで可愛いし芝居も説得力がありとても魅力的でした。赤井役のサミュエル・L・ジャクソンも迫力と存在感が素晴らしくさすがの貫禄。字幕翻訳を担当された方もいらしてたんですが翻訳の際、アニメのセリフや世界観を引き継げるよう工夫したとの言葉を聞きました。とても嬉しかったですね。日本での公開は来年2015年春を予定してるそうです。じっくり丁寧にプロモーションしていくそうですから浸透していくといいな。次回は映画館でお客さんと一緒に見ようと思います。写メは試写後、スタッフたちと入ったカレー屋のトマト・スープカレー。メチャ混んでる店でした。もう1つの写メは弁魔士セシル・クライアントの洞さんから頂いたカナダ土産のメイプルシロップ。セシルの8話にも出てきたシロップですね。これから寒くなっていくので紅茶等に混ぜて飲もうかと思ってます。