

OP&ED依頼が4作品きています。作品名はまだ明かせませんがそれぞれタイプの違う作品。時期が来たら解禁します。しかしOP&EDの演出・コンテって意外に大変なんですよ。毎回違う原作だし世界観も違う。監督によって作品のアプローチも違うからNGワードも違う。曲も様々なジャンルだし作品テイストもコメディからシリアス、SFと違う。毎回取り組む準備で前作品と頭を切り替えていかないといけない。そう言う意味では逆に新鮮な取り組みができるので面白くもあるわけですね。だから演出の方程式も多面性が必要だし多岐に渡る。しかも印象的な仕上がりを要求されるから本当に大変……。映像のどこかには僕の癖や色が毎回顔を出したりするのでそれは仕方がない……(笑)。そこも込みで依頼されるスタッフの皆さんもいらっしゃる、と思ってます。そんなわけで、来年もお楽しみに!再来年は!! ちなみに写メは晩飯のキノコ蕎麦と朝焼け路上。


ブログで告知してた映画の原画お手伝いとは「傷物語」の事です。情報が解禁になったのと関係者から許可をいただいたので僕からもお伝えします。シャフト作品はそれ町OPからの付き合いで、物語シリーズには今まで関わってきませんでした。と言っても実は化物語の羽川編のOPを新房監督に依頼されたことがありタイミングの問題で受けられなかった記憶があります……。僕はアニメ・化物語のファンだったので傷物語をとても楽しみにしていました。尾石監督の執念と情熱と愛情で溢れた傷物語・絵コンテは素晴らしい仕上がりです。三部作で傷物語を見れるなんて幸せじゃないですか。阿良々木君、キスショットの一挙手一投足を物語ファンの皆さん、どうか楽しみにしていてください。僕の担当シーンはもうすぐ描き終わります。まどマギ劇場はほんの1カットしかお手伝いできなかったけど、今回は久し振りにそれなりの数を担当しました。作品に貢献できるよう暦とキスショットを描きましたがちゃんと世界観に溶け込んでるといいな……。来年、劇場で尾石監督の傷物語、堪能しましょう。 写メは休憩お茶タイムに描いた暦。こんなカットは本編にはありませんよ念のため(笑)。そう言えは西尾維新・原作のドラマ、「掟上今日子の備忘録」見ました。推理物大好きなのでとても楽しく拝見しました。続けて視聴したいと思います。

スタジオ近くにある定食屋の素朴な焼き魚定食。サバです。お値段手頃。しかし寒くなってきましたね。パーカー出しました。さすがにもう半袖じゃチャリ乗れない。早朝、帰ってるので肌寒さが身に染みます。そう言えば先日、鷺ノ宮TSUTAYAに行ったらセルフ・レジになってました。店員さんに操作方法教えてもらいレンタルしましたが、なかなかに面倒です。慣れかな……。操作方法に戸惑うといちいち店員さんに聞かなくちゃいけないからそれも面倒。他のお客さんの反応、どうなんだろ?人件費削減なんですかね……営業時間も短くなってたし。ちなみにカイト実写映画レンタルは期間限定でTSUTAYAのみです。

キングスマンを見てきました。この映画、ずっと日本公開を待ち望んでたんです。アメリカ版予告をYouTubeで見た時から楽しめる予感があって、その期待は裏切りませんでした。かなり倫理観を左右する、と言うか人を選ぶ映画だと思いますが僕は大好きな映画でしたね。マッドマックスと並ぶ(笑)。この映画は監督マシュー・ヴォーンの脳内フィクションに身を、頭を委ね楽しむしかないんです。レビューだと命を軽視してる、不謹慎だと、非難されてますが、むしろここまでやってしまうとよりフィクション性が際立ってリアリティーを感じない……意図的にそういう演出にしてるしシニカルコメディ映画なんだと思います。こんなスタイルの映画は過去にもたくさんありましたね。メゾ・フォルテもこのスタイルです。しかし、映画館で見て良かったな。客は20%くらいしかいなかったけどウケてましたね。さて……先日、業界を駆け巡ったマングローブ倒産の話題。ギャングスタ・EDで初めて関わったばかりでしたからこのタイミングの倒産はちょっとビックリしました。マングローブには知人もいたし心配で連絡しましたが茫然としてましたね。みんな危機感を持って仕事してるはずです……でも起こるべくして起こる。一つのスタジオが消えて無くなるのはやはり寂しいものですね。