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仕事から日常まで赤裸々に!

ディメンションWの打ち上げ

2016年04月27日(Wed) 22:30:16




先日、新宿にてディメンションWの打ち上げがありました。スタッフの皆さん、キャストの皆さんとご挨拶を交わし、しばし世間話し。原作者の岩原さんも来てたようですがご挨拶できませんでした。どの方が岩原さんか分からず…。キョーマ役の小野さんは変わらずオーラが眩しかったですね。久野さんもいらしてたのでご挨拶。ガリレイドンナのホログラフ金魚・グランデロッソを演じてもらい打ち上げでお会いした以来でしたので懐かしく…。亀井監督とは業界話しの意見交換。色彩の加藤さんも元気な様子。橘正紀さんともお互いの近況話し等、他のスタッフさんとも久しぶりにご挨拶したかったですが締め切りがあったのでやむ無く足早に打ち上げ会場を跡にしました。皆さん、お疲れ様でした。OPを担当し手応えのあった作品でした。写メはOPコンテ一部。

舞台《ヒア・カムズ・ザ・サン&その日の前に》

2016年04月26日(Tue) 03:50:09



先日日曜の千秋楽、田辺留依ちゃんが出演している朗読劇を観覧してきました。横浜DMM VR THEATERでの朗読劇は二幕、ヒア…に田辺ちゃん、その日…に東地さんが出演されてました。田辺ちゃんは弁魔士セシルのセシル役、東地さんは蜂谷ミツヒサ役でお世話になりました。お二人の生の舞台は初めての観覧だったので新鮮でしたね。今回の朗読劇は重松さんの原作で病をテーマにした物語故に誰にも起こりうるリアリティがイヤが上にも迫ってきます。夫婦、親子の絆の物語と同時に何気ない日常生活を普通に送れることの幸せを見つめ直す物語、と感じました。舞台の演出も相まってとても繊細でイメージが広がる心に迫る舞台となってました。田辺ちゃん、東地さん、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。終演後、お二人にご挨拶をして帰途につきました。横浜は文豪ストレイドッグスEDの取材以来です。

映画・ナイトクローラー&トゥルー・グリッド

2016年04月21日(Thu) 07:43:09




友人から借りてみたナイトクローラーがなかなか面白かったです。低予算でも物語の吸引力で引っ張る映画の典型です。一ミリも共感できないモラルのない主人公なんだけど敢えて映画の主人公にした設定に拍手。アニメ・オリジナル企画じゃ、まず通らない設定ですね多分。ひたすら自己のため、他人がいくら犠牲になろが死のうがまったく反省も自己嫌悪も葛藤もない主人公は振り切っててユニークです。実際、こんな奴が身近にいたらはた迷惑以外のなにものでもないですけどね。しかし、後半物語展開が主人公の想定通りに進むのが作り手のご都合操作にちょっと感じるので主人公にもハプニング・プロットがあると良かったですね。でも一気に見せるリズムと構成で面白かったです。トゥルー・グリッドはレンタルで見てましたがソフトを買いました。コーエン兄弟の映画は好きで他の作品ソフトも何本か持ってます。トゥルー・グリッドはヘイリー・スタインフェルドの初々しい魅力と映画レイアウトのカッコ良さですね。見返して思ったのがかなり慎ましい品位ある映画、でした。コーエン兄弟の映画は不条理で容赦なく生々しい血の匂いが漂っている印象なので(全ての作品がそうではないですが)トゥルー・グリッドはちょっと異質な肌触りですね。よく西部劇映画を見ると少年ジャンプに連載されていた「荒野の少年イサム」を思いだします。僕の世代の方は知ってると思いますが日本人の男の子がとある理由でアメリカ西部に渡り極悪三兄弟無法者ガンマンに育てられて成長する漫画作品。日常的に虐待され暴力を受けるのだけれど育ての親だから決して抵抗せず悪の中でも正義の心は失わない少年イサム。初めての殺しを三兄弟から強制的にやらされるシーンは今も記憶に鮮明に残ってますね。イサムの辛さ哀しみが痛いほど伝わってきて……。今、読み返しても同じ気持ちになるんじゃないかな。漫画のラストはイサムが三兄弟と敵対することになるんですが少年誌とは思えぬバイオレンス描写が頻繁に出てくる非情な構成になってます。この漫画、タランティーノで実写映画化したら面白いんじゃないかなぁ。ちなみにイサムはアニメ化されてます。主題歌、よく歌ってましたね。どちかと言うとED曲が好きで風呂に入りながら歌ってましたっけ。

束の間の時間

2016年04月17日(Sun) 18:05:19




4月新番組のOP&EDの納品・オンエアも済み、次の納品仕事はまだ先なので今月は通常ペースで仕事を進めています。止めていた案件や新規案件等、早速取り掛からないといけないので決してまったりは出来ませんが精神的には少し楽になりました。さて、現状のOP・ED仕事は10月新番組OP&ED依頼が3本、2017年1月新番組OP依頼が1本来ています。10月新番組3本全ては物理的に作業が無理なので早い段階でお話をいただいていた作品からお引き受けしようと考えてます。ご依頼された仕事は基本余り断りたくないんですが、やはり作品のクオリティや作業時間を考えると絞りこまざるおえません。仕事には依頼されて受けるケースとこちらから仕掛けて動かすケースの二種類あります。僕の場合は両方を基本スタンスにして仕事をしています。どちらも違った面白さや未知数のワクワク感があってとても刺激的なんですね。だからマンネリ化しないし新しい出会いもあるので常に自分を研ぎ澄ませていられる。やはり結果を求められる仕事なのでその責任はいい意味でプレッシャーです。だから頑張れるとも言えます。僕も進化してきて今がある。これからまたどんな変化や過程を経験できるのか、挑戦していくのが楽しみです。写メは仕事の帰りに寄った虎ノ門オフィスビルの、あるカフェのメニュー。可愛い(笑)。下井草駅からの夕陽、下井草の飲み屋にある刺身定食。今日は風が強いですね……。

双星の陰陽師・OP

2016年04月13日(Wed) 19:36:23







もう一本の4月新番組担当OPとは双星の陰陽師でした。2話がオンエアされたので解禁します。ご覧いただいた皆さん、ありがとうございました。OPのコンセプトは王道・少年少女バトル熱血元気アニメ。磯谷プロデューサーからも動くOPにして欲しいと要望があったので作画枚数がかなりいきました。過去OPを担当した作品の中で一番多いです。一期OPなので今後のネタバレに気をつけつつ、紅緒のアクションを華やかにしたいと思いあのような形になりました。ろくろは力強く走らせました。紅緒も走ってますが走る姿は美しいし躍動感があって個人的に好きなんですね。走り、うまくいったと思います。担当してくれた原画マンたちに改めて感謝。そして動画、動検、色彩、背景、撮影、編集、そして粘り強く頑張り尽力してくれたぴえろ制作の皆さん(片川・遠藤・湯浅・中村・下上・福井・倉塚・中村・小松・磯谷さんたち)、ありがとうございました。今期OPやED仕事はいつになくキツかったのでスタッフさんたちに本当に助けられましたね。 田口監督や五十嵐副監督、現場スタッフたち、双星の陰陽師をこれからも応援宜しくお願いします。

アニメージュ映画コーナー

2016年04月10日(Sun) 16:06:34


先日、アニメージュの映画イラスト仕事で《デッドプール》の試写を見てきました。マーベルのR指定映画と言うことだったので凄く期待して見ましたが確かにいい意味でえげつない映画でしたね(笑)。こんなテイストの映画は大好きです。ちゃらけた映画ですが作り手スタッフの真剣度は伝わります。ちょっとキングスマンのマシューボーン演出を彷彿させる映画でした。ただ一点、映画パロディをたくさん散りばめてるんだけど元ネタを知らないとまったく笑えないのでそこが気になります。パロをやらなくてもコメディは成立できるんだから次回は余りやらないで欲しいけど世界的に大ヒットしてるから、みんな元ネタ判るのでしょうか?。元々のアメコミ原作もパロものなんでしょうかね。しかしこのデッドプールもアクションシーンの工夫は半端ないです。恐らくほぼCGだと思うけど冒頭のカーアクションは素晴らしい。描写アイディアの面白さやタメの気持ち良さ、重力描写に余り違和感を感じません。CG以前と以後ではやはりアクションに変革をもたらせましたね。
邦画が予算に限界あるならアニメで拮抗するしかないのではないかなぁと思いながら見てました。アニメにはまだ可能性があります。それとXメンと世界観が繋がってるのでヒュージャックマンが意外な形で出てきます。あそこは笑いました。是非、劇場で観覧してください。写メは試写でいただいたパンフ。映画イラストは来月号のアニメージュに掲載されます。お楽しみに。

アニメージュ&ニュータイプ取材

2016年04月07日(Thu) 11:18:10


文豪ストレイドッグス・EDで取材を受けました。昨夜、1話がオンエアされましたね。ご覧になった皆さん、ありがとうございました。EDは中嶋、太宰、芥川の三人をシンボリックに描きました。どんな意図でコンテ・演出したかは来月発売になる両誌をご覧になってください。同じEDでも編集者さんやインタビュアーさんの取材観点がアニメージュとニュータイブは違ってて、そこが面白いですね。また、僕も同じ質問が被った時は違う応えを発言します。表現は一つの思惑だけで構成しないし時にはいくつかの要素が重なりあうからです。昨年、カイト実写映画の宣伝で媒体取材を受けた時は10社くらいを1日で受けたのですが当然、同じ質問がかなり被ります。中にはそれを想定し他社が聞かないような質問事項を敢えて用意してくる方もいました。質問内容や引き出し方が上手い編集者さんやインタビュアーさんだと、ついつい饒舌になることってあります。昨日のED取材は楽しい時間でした。アニメージュ、ニュータイブ、KADOKAWA、ボンズの皆さん、ありがとうございました。さて……後は某作品のOPを納品するのみ。今週が正念場です。

プロフィール

梅津 泰臣

Author:梅津 泰臣


・12月19日生まれ 福島県出身 A型 フリー
・主な作品歴
メガゾーン23 PART2(キャラデ、作監)
機動戦士Zガンダム(オープニング作画)
ロボットカーニバル【オムニバス形式】 プレゼンス
 (監督、脚本、キャラデ、作監)
火垂るの墓(作画)
アキラ(作画)
キャシャーン【リメイクOVA】(キャラデ、作監)
ガッチャマン【リメイクOVA】(キャラデ、作監)
新・破裏拳ポリマー【リメイクOVA】(キャラデ、作監)
A KITE(監督、原作、脚本、キャラデ、作監)
MEZZO FORTE(監督、原作、脚本、キャラデ、作監)
MEZZO【TVシリーズ】(監督、原作、脚本、キャラデ、作監)
女子高生 GIRL'S-HIGH(エンディングアニメ:演出、作画)
カイト リベレイター(監督、原作、脚本、キャラデ、作監)
一騎当千Great Guardians(エンディングアニメ:演出、作監)
魔法遣いに大切なこと(オープニング原画)
ヒャッコ(原画)
かんなぎ(原画)
キャシャーンSins(原画)
戦場のヴァルキュリア
(第2期オープニングアニメ:演出、絵コンテ、作画監督)
マグニチュード・8.0(原画)
テガミバチ(オープニングアニメ:原画)
書家(原画)
それでも町は廻っている(OPアニメ:演出、絵コンテ、作監)
べるぜバブ(第二期EDアニメ:演出、絵コンテ、作監)
BLOOD-C(OPアニメ:演出、絵コンテ)
 他、多数

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