

先日日曜の千秋楽、田辺留依ちゃんが出演している朗読劇を観覧してきました。横浜DMM VR THEATERでの朗読劇は二幕、ヒア…に田辺ちゃん、その日…に東地さんが出演されてました。田辺ちゃんは弁魔士セシルのセシル役、東地さんは蜂谷ミツヒサ役でお世話になりました。お二人の生の舞台は初めての観覧だったので新鮮でしたね。今回の朗読劇は重松さんの原作で病をテーマにした物語故に誰にも起こりうるリアリティがイヤが上にも迫ってきます。夫婦、親子の絆の物語と同時に何気ない日常生活を普通に送れることの幸せを見つめ直す物語、と感じました。舞台の演出も相まってとても繊細でイメージが広がる心に迫る舞台となってました。田辺ちゃん、東地さん、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。終演後、お二人にご挨拶をして帰途につきました。横浜は文豪ストレイドッグスEDの取材以来です。

先日、アニメージュの映画イラスト仕事で《デッドプール》の試写を見てきました。マーベルのR指定映画と言うことだったので凄く期待して見ましたが確かにいい意味でえげつない映画でしたね(笑)。こんなテイストの映画は大好きです。ちゃらけた映画ですが作り手スタッフの真剣度は伝わります。ちょっとキングスマンのマシューボーン演出を彷彿させる映画でした。ただ一点、映画パロディをたくさん散りばめてるんだけど元ネタを知らないとまったく笑えないのでそこが気になります。パロをやらなくてもコメディは成立できるんだから次回は余りやらないで欲しいけど世界的に大ヒットしてるから、みんな元ネタ判るのでしょうか?。元々のアメコミ原作もパロものなんでしょうかね。しかしこのデッドプールもアクションシーンの工夫は半端ないです。恐らくほぼCGだと思うけど冒頭のカーアクションは素晴らしい。描写アイディアの面白さやタメの気持ち良さ、重力描写に余り違和感を感じません。CG以前と以後ではやはりアクションに変革をもたらせましたね。
邦画が予算に限界あるならアニメで拮抗するしかないのではないかなぁと思いながら見てました。アニメにはまだ可能性があります。それとXメンと世界観が繋がってるのでヒュージャックマンが意外な形で出てきます。あそこは笑いました。是非、劇場で観覧してください。写メは試写でいただいたパンフ。映画イラストは来月号のアニメージュに掲載されます。お楽しみに。

文豪ストレイドッグス・EDで取材を受けました。昨夜、1話がオンエアされましたね。ご覧になった皆さん、ありがとうございました。EDは中嶋、太宰、芥川の三人をシンボリックに描きました。どんな意図でコンテ・演出したかは来月発売になる両誌をご覧になってください。同じEDでも編集者さんやインタビュアーさんの取材観点がアニメージュとニュータイブは違ってて、そこが面白いですね。また、僕も同じ質問が被った時は違う応えを発言します。表現は一つの思惑だけで構成しないし時にはいくつかの要素が重なりあうからです。昨年、カイト実写映画の宣伝で媒体取材を受けた時は10社くらいを1日で受けたのですが当然、同じ質問がかなり被ります。中にはそれを想定し他社が聞かないような質問事項を敢えて用意してくる方もいました。質問内容や引き出し方が上手い編集者さんやインタビュアーさんだと、ついつい饒舌になることってあります。昨日のED取材は楽しい時間でした。アニメージュ、ニュータイブ、KADOKAWA、ボンズの皆さん、ありがとうございました。さて……後は某作品のOPを納品するのみ。今週が正念場です。