

事前に試写版を見せていただき拝見したこの仏アニメ映画、公式ツィッターにもコメントを寄せましたが、とても楽しく面白いアニメ映画でした。世界観の美術設定デザインが秀逸。物語もメリハリがあって終始、楽しくワクワクして見れます。猫のダーウィンはとても愛らしく重要な役どころで面白い。テーマと科学をうまく結びつけ世界観を工夫してるのも感心しました。メカや美術設定、エフェクトは日本アニメの影響か、かなり監督たちのリスペクトが感じ取れますね。宮崎さんのハウルみたいなメカも出てきた(笑)。ただ、ちょっともったいないのは主人公少女のキャラクターデザイン含め人のデザイン感ですね。主人公少女が可愛いく魅力的に見えない。設定上、敢えてそうしてるのかも知れないけど……お国柄の違いでしょうか。ディズニーやピクサーもキャラデザインは毎回工夫してると感じるけど可愛い・魅力的のデザイン概念はそう広くはない、と考えるのでおとしどころは難しい、のかな。日本アニメでもデザイン幅は限定されますからね。大衆に認知されたか
どうかで評価されるだけではないと思うのですが、このアヴリル・キャラはどうなんでしょう。日本の観客に受け入れてもらえるのかなぁ。映画は素敵な作品なので日本でヒットして欲しいです。