仕事から日常まで赤裸々に!
明けましておめでとう!
2009年01月02日(Fri) 01:16:58
師走の最終日・お祭りに来ていただいた皆さん、ありがとうございました! 相変わらずすごい熱気でしたね。新刊は昼前には完売してしまって手に入らなかった人たちには申し訳なかったです。いずれ再版しますからお待ちくださいませ!今回も本を作るために労力を注いでくれた仲間たちには大感謝です。 ところで皆さんはどんなお正月を過ごしてますか? 僕が子供の頃は祖父母の田舎に行き泊まり込んだものです。母方は古い古民家だったので味わいのある雰囲気で大好きでした。小学生の頃はまだトイレとお風呂が母屋の外に設置されてましたからね。だから夜、トイレに行く時は必ず外に出て暗い中少し歩いて個室に入るんですよ。周りは山だから本当に真っ暗。夜空は綺麗だったんだろうけど子供心に仰ぎ見るそんな余裕は微塵もなし。一刻も早く用を済ませて戻るのが精一杯でした。怖かったんですね暗闇と静寂が。夏は室内の灯りに誘われてカブト虫やいろんな虫が入り込んできましたね…。秋はトンボの数が半端じゃなかった。 お祖母ちゃんの雑煮やおはぎは美味かったなぁ。僕は母方の初孫だったのですごく可愛いがられたんですよ。絵はお爺ちゃんの影響です。幼稚園か小学生低学年くらいだったと思いますがパースのきいた奥行きのある電車の絵を描いてくれて今でもハッキリ覚えてますね。カッコ良かったんですよ。 僕は怪獣ばっかり描いてたから新鮮だったんです。そのお爺ちゃんが小学校3年の時、突然、亡くなったんですが当時は人の死がなかなか実感できなかったんです。でも母親の泣き叫ぶ姿は強烈に印象に残ってます。周りの近親者の悲しみを目の当たりにして人の死を肌で感じたんでしょうけど本当に実感したのはお祖母ちゃんが亡くなった時でしたね。 この古民家もしばらく後で火事で全焼してしまったんです。僕の子供時代の思い出がすべて灰になって悲しかったな…。 後、正月で思い出すのは母方の田舎の近所のおじさんたち。一升瓶持って挨拶に来るんだけど酒臭いのなんの。 まだ小学生の僕に平気で日本酒勧めますからね(笑) 父方の田舎のひとたちは比較的おとなしい印象でしたけど父方の祖父母は学校の教授か先生だったのでそのあたりも関係あるのかも知れません。とにかく僕が子供の頃の両親の田舎は最高に面白くて人間模様がいろいろ渦巻いている発見の場でした。特に正月はお年玉もあったし!今の子供っていくらくらいが相場なんだろ。大人になってからは正月も仕事してるし気分を味わうどころじゃないのが悲しい(笑) みなさんは良いお正月を!
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