仕事から日常まで赤裸々に!
夜のダークヒーロー
2009年01月06日(Tue) 04:20:00
映画ダークナイトを観ました。前作のバットマン ビギンズより全然良かったですよ。ラスト、自ら悪人の汚名を被りゴッサムに消えて行くバットマンのラストシーンはゲイリーオールドマンのナレーションとハンスジマーの音楽と相まって感動的ですらありました。 僕はティム バートンのバットマン・リターンズが一番のお気に入りなんですがそれに匹敵する仕上がりだったですね。ヒース レジャーのジョーカーも内面の人格形成が曖昧でそこが不気味だった。ひたすら人間不信で信頼性を否定し人間を性悪説と信じて疑わない悪。 僕は自作の企画を作る時、いつもどんな悪を作りだすかで頭を悩ませます。悪の概念って簡単なようで難しいし難しいようで簡単なんです。どこまでが悪なのか…法に触れたらすべて悪なのか。誰にだって判断できる悪を作り出す事は容易です。でも白黒割り切れない悪もあるわけでそこに踏み込むことでドラマにより一層、膨らみが加えられるんですよね。物語の対立構造だけでバトルシーンを入れ派手にやりゃいいってもんじゃない!と、思いたいし観客の立場としてもそこに安住したくないなぁと考えつつも世の中、そんな理由でそんな事件起こすの?ってニュースが多いですよね。もちろん真意は当人にしか判らないことかも知れないけど。 池波正太郎が言ってたけど「人は善いこともすれば悪い事もする」。程度の差はあれど思い当たりますね(笑)。人間って欠点があるから面白いんでしょうね きっと。 完全無欠の人格者ってどんな人間だろ。いっぺん企画に入れてみよ。ちょっと脱線しましたがダークナイトは久しぶりにあらゆる要素を楽しませてくれた作品でした。サントラが欲しくて探したんだけどどこもすでに店頭になくメーカー取り寄せでした(涙)某クライアントさんも言ってたけど今はサントラが売れないらしいですよ。アニメも含めて。僕は仕事柄、結構買ってしまいますけどね。 さて、2009!今年も納得のいく仕事ができるよう頑張りますのでみなさん、よろしくです!
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