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仕事から日常まで赤裸々に!

映画「RED」と「告白」

2011年02月09日(Wed) 03:24:06


おじさん達が元CIA工作員で暴れ回る映画ってんで期待して見たRED。結論から言うとちょっと期待外れでした…(>_<)。年配者の曲者達だから窮地を経験で突破したり知恵で回避、もしくは攻撃するのかと思ったら真っ向力勝負で年配者である必然性があまり感じられなかったんですね。彼らを抹殺するために動くCIAの若手エージェントより上手なのは力じゃなくて経験と知恵にして欲しかった。ブルース・ウィルスなんかこの若手に肉弾戦をわざわざ挑んで勝ちますからね(笑)。どんだけ強いんだよ元CIA引退男(☆。☆) ジョン・マルコヴィッチもなんかお笑い担当みたいだしなぁ(>_<) 「ザ・シークレット サービス」って映画で大統領を狙うサイコ殺人犯を演じてた時は不気味で得体が知れなくて恐かったしとても印象に残る悪を演じてました。イーストウッドを相手役に回しても対等だったあの迫力がREDにはまったく皆無。元危険人物って設定なのにそれが感じられないんですね。モーガン・フリーマンやヘレン・ミレンも同様。REDがコメディ映画として作られているにしてもどこかに彼らの怖さ、凄みが無いと勿体ない。そう、勿体ないなぁと思いましたよ凄く。でもブルース・ウィルスはカッコいいね。55歳とは思えない佇まいでアクションしてます。ダイ・ハード7までやれるな(笑)。頭ハゲててあれだけカッコいい役者も珍しい。リチャード・ドレイファスの悪党役は意外でした。善人のイメージが強い人だったからなぁ。俺なんかは「ジョーズ」や「未知との遭遇」でお馴染みの役者さんなんです。若手CIAエージェント役のカール・アーバンって「ボーン・スプレマシー」の殺し屋演じてた人です。REDをポール・グリーングラスが監督してたら躍動的で尖ったフィルムになったんじゃないかなぁ。俺は近年のアクション映画の中ではこの監督のカット割りが好きです。特に肉弾戦とカーアクション。面白い編集をしてるんですよね。ちょい前の「グリーンゾーン」は戦争映画だったからむしろ今までの個性が相殺された感が強くて普通に見えちゃったけど。それとレンタルで「告白」見ました。原作にほぼ忠実な映画でしたが凄く気になったのがスローモーションの頻度。なんであんなに頻繁にスロー画面にしたんだろなぁ(;-_- 題材はリアルだから敢えてスローにしてファンタジックなショー的側面を強調し生々しさを避けたとも受け取れました。俺が大好きな前々作の「嫌われ松子の一生」や「パコと魔法の絵本」にはスロー映像は僅かしか無かったから今回は意図的なんだろうけど「告白」は生理的に合わなかったです。 自分の作品でもスローモーションを使う時は勇気がいります。そこだけ時間軸が変化するわけだからリズムが変わるし非現実な映画手法ですからドンピシャのタイミングで入れないと物語から急に覚めてしまうんですね。アクション映画でも多いですよね。最近見た中でダメだったのがレンタルで見た「バイオハザードⅣアフターライフ」。監督のポール・W・S・アンダーソンは以前そんなにスロー映像を使用してなかったのになぁ…。今回はやたら使っててアクションの流れを停滞させてたと思いましたけど映画は大ヒットしたから観客は気にならないですかね。俺はイライラしてスローになると早送りしてました(笑)。 スローモーションの使い方が上手いのはスピルバーグだと思ってます。詳しくはまた別の機会に。
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コメント

まぁ、観客の多くは所詮トーシロですから(汗)
REDはコミック原作ですし、オッサン、オバサン連中が超人であっても、コミックキャラクターだと割りきれれば、素人はあまり気にならないんですが^^;

クリエイティブな仕事に就いてる人は気になってしまうのは運命(さだめ)でしょうか?

そんなワタクシはわずか45ポンド(日本円で約5800円)で製作されたゾンビ映画『コリン』が気になる、今日この頃。お粗末m(__)m
by 虎之明彩
URL
2011-02-09 水 06:43:25
編集
同感です!

特に日本映画は、どんなジャンルでも、最後辺りの大切な場面でスロー、、、

「ここを見てね!」ってのが露骨で、小さなころ、子供心に嫌いでした。

たまに日本映画見ますが、今でも多くて。
「ハイキックガール」ってアクション映画なんて
アクションシーン→今のアクションのスローって流れを全てのアクションシーンで繰り返してましたから(笑
もはや映画じゃない!

それでも一部には受けてたようで、、、

今回のバイオハザードは自分も気になりました。
お客さんの理解度が落ちてるのかも知れませんね。
ハリウッド映画のように、最後わざわざ説明するみたいな分りやすさがないと理解出来ないのかも。
情報社会の弊害かもしれませんね。

スピルバーグの話、楽しみにしています!
by Johnny
URL
2011-02-09 水 11:16:41
編集
私は、あまり映画詳しくないんですけど
ブルース・ウィリスを担当していた声優さん、お亡くなりになりましたよね…。

私は、洋画をほぼ吹き替えで観てたのでショックでした。
声が変わったら、どんな感じになるんでしょうね――


あと「告白」は、伊集院さんも拝見されていて
感想は「おもしろかったけど、出てくる人間が皆イヤな奴」でした(笑)
by もんど
URL
2011-02-23 水 17:13:37
編集

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プロフィール

梅津 泰臣

Author:梅津 泰臣


・12月19日生まれ 福島県出身 A型 フリー
・主な作品歴
メガゾーン23 PART2(キャラデ、作監)
機動戦士Zガンダム(オープニング作画)
ロボットカーニバル【オムニバス形式】 プレゼンス
 (監督、脚本、キャラデ、作監)
火垂るの墓(作画)
アキラ(作画)
キャシャーン【リメイクOVA】(キャラデ、作監)
ガッチャマン【リメイクOVA】(キャラデ、作監)
新・破裏拳ポリマー【リメイクOVA】(キャラデ、作監)
A KITE(監督、原作、脚本、キャラデ、作監)
MEZZO FORTE(監督、原作、脚本、キャラデ、作監)
MEZZO【TVシリーズ】(監督、原作、脚本、キャラデ、作監)
女子高生 GIRL'S-HIGH(エンディングアニメ:演出、作画)
カイト リベレイター(監督、原作、脚本、キャラデ、作監)
一騎当千Great Guardians(エンディングアニメ:演出、作監)
魔法遣いに大切なこと(オープニング原画)
ヒャッコ(原画)
かんなぎ(原画)
キャシャーンSins(原画)
戦場のヴァルキュリア
(第2期オープニングアニメ:演出、絵コンテ、作画監督)
マグニチュード・8.0(原画)
テガミバチ(オープニングアニメ:原画)
書家(原画)
それでも町は廻っている(OPアニメ:演出、絵コンテ、作監)
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