

それはギャングスタでした。先ほど1話の放送も終わったので解禁となりました。EDの演出・絵コンテ・原画を担当。今回は1人原画です(久しぶりですね)。女性キャラが1人も登場しないEDを担当したのは初めて。原作には女性キャラが存在しますがEDは敢えてウォリックとニコラスの二人だけの構成にしてみたんです。今回、ED演出をマングローブさんから依頼された時、原作漫画を僕は知らなかったんです。なので早速単行本を読んでみたら、30代?のおじさん二人が主役のピカレスク世界。こーゆうテイスト、大好きなので迷うことなくお引き受けさせていただきました。70年代のテレビドラマ、傷だらけの天使を僕はちょっと重ねてしまいましたね。ギャングスタはED主題歌もとても印象深かったんです。Annabelの『夜の国』を最初に聴いた瞬間からイメージが溢れでてきて早くコンテを描きたい、と思ったんですね。とても素敵なボーカルと楽曲だと思います。ニコラスは手話を使うので歌詞とシンクロできるよう工夫してみました。手話監修の方に実演していただき忠実に再現したつもりです。ED全体のコンセプトはウォリックとニコラスの色気&存在感をいかに素敵に格好良く見せられるか、そこに集約されます。そのための色彩でありテンポの演出。納品はギリギリでしたが仕上がりには満足しています。各スタッフの皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。